マーキュリー: セーラー戦士 / Mercury: Sailor Warriors

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2008-08-05
★深夜の紳士さんにリクエストを頂きました★

セーラースーツの透過率 40% の亜美たんです。

さてさて、深夜の紳士さんにプールまで呼び出された亜美ちゃん。
だいぶ待たされているので暇そうです。

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ちなみに、この写真は Jukes が隠し撮りをしております。
ひひひ。でも、悪い人は自分だけじゃないんですよ。

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なんと、プールの中に無人潜水カメラを忍ばせてあります。
こいつを操作している悪いヤツは…まぁ後で紹介致しましょう。

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亜美: 「紳士さん、おそいなー。」
亜美: 「それにしてもこのコスチューム、水中でも使える特別仕様らしいけど、ちょっと薄すぎないかしら?」

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亜美: 「来るまでの間に、もうちょっとおっきくなっちゃおうかしら。」

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わざとゆっくり巨大化するセーラーマーキュリー。
しかし、狭いこの場所では 30 倍より大きくなると絶対何かを壊してしまう。
亜美は慎重に時間をかけたが、それでも 2〜3 分しかかからなかった。

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プールサイドを行ったり来たり。

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ずんっ… ずしん、ずしん、ずしん…。 ずぅぅぅん。
亜美が歩くたびに、1000トンを超える重量を乗せた重い足音が響く。

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亜美: 「ほんとに遅いわねー。」

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プールの周りを見渡す巨大セーラーマーキュリー。

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亜美: 「よっと…。」

どずぅぅぅぅん。
プールの入口に腰を下ろし、海の方を見つめる。

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Jukes: 「うぉぉぉぉ!」

水中カメラからの映像を見ていた Jukes は嬉しい誤算に思わず声を出してしまった。
しまった! 亜美ちゃんに聞こえたか? …大丈夫。聞こえていないようだ。
そこには、物凄い迫力で迫る巨大セーラーマーキュリーのおしりが映っていたのだ。

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巨大なお尻が着地した瞬間、水面が大きく波立ち、映像とカメラの姿勢が揺らいだ。
しかし、しばらく経って、落ち着いてきたようだ。

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Jukes: 「おい。もうちょっといいアングルにならないのか? どうぞ。」
某: 「もちろん。今ポイントを探しています。 どうぞ。」

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某: 「うーん。うまく行かないっすねー。」

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某: 「仕方ないから、こっちのカメラで映しましょう…。おっと、自分も映っちゃった。」
某: 「あー。バレちゃいましたね。はい、某というのは私です。」

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某: 「え、分からない? 嫌だなぁ、もう、シャワーですよ。」
某: 「ええ、ボクは兄になります。ビーチではいつも弟がお世話になっております。」
某: 「弟が皆様に色々失礼とかあると思います。まぁ『ゆとり』なんで、ボクも困ってます。」

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シャ: 「まぁ、亜美ちゃんも気付いていないみたいですね。…おっ、神アングルktkr!」

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シャ: 「よし、アップ行ってみよう!」

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シャ: 「うっはー。かわいいのうwww かわいいのうwww」

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シャ: 「Jukes の方は調子どう? どーぞ。」
Jukes: 「いやいや、なかなか快調になってきましたよ。きしし。」

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シャ: 「いやー、もうね。」

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シャ: 「オラオラ、連写連写! 高橋名人を超える17連写! …って、アレ?」
シャ: 「ちっ。バッファ一杯になっちまった。CF 書き込みおせーよww」

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亜美は、何気なく HMD ゴーグルを装着した。
視界左下に異常を知らせる警告マークが表示されている。
その瞬間、全てが露呈した…。

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シャ: 「北斗百烈写! アタタタタタタ…た、た?」

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亜美: 「ちょっと、あなた、なに? …なにしてるの!!」
シャ: 「いや…、あの、ほくとしんけんの…ですね…亜美ちゃんの世代だと分からないかも…。」
亜美: 「そういうことは聞いてません!!」

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亜美: 「もう少し詳しい説明を聞かせてもらいます! 論理的な、ね!」
シャ: 「えーと、えーとえーとですね、詳しくは Jukes がご説明いたします…。」
Jukes: 「ちょ、おまww」

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亜美: 「正直に話していただきましょうか。Jukes 『さん』?」
Jukes: 「えーと、元はと言えば深夜の紳士さんから依頼を受けましてね…」
亜美: 「ひきょうもの! あなた達は隠し撮りして、追及されるとすぐに責任逃れしかできないの?」
Jukes: 「ご、ご、ごめんなさーい!!」

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Jukes: 「あの…と言うわけで、以上です。」
亜美: 「ふぅん。まぁ、説明は分かったわ。水中カメラまで…それは没収します!」

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亜美: 「これね。」

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亜美: 「こんなもの…」

カメラをつまみ上げ、二本の指のあいだでそれを破壊する。
ちいさなそれを破壊するには過剰な力が一気に加えられたが、
それは…お怒りですから仕方ないですね。

…かちり。

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亜美: 「さーて、後はあなたたちのお仕置きね。」

亜美につまみ上げられ、上空 30m の手のひらに乗せられる Jukes とシャワー兄。

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亜美: 「どうしようかしら。」
亜美: 「そうだ。あなたたち、そんなに私のカラダが目当てなら、どこか1箇所を選びなさい。」
J&S: 「?」
亜美: 「選んだところで、あなたを、潰してあげますから…。」
J&S: 「ひぃっ…」

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亜美: 「さあ、どこがいいの? 早く言いなさい!」

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- GOOD END -

セーラーマーキュリーが、ふっと微笑む。
亜美: 「わかった? もうこんな事しないでほしいの。」
亜美: 「だって、正直に言ってくれれば、撮らせてあげるんだから…。」
J&S: 「!!」
亜美: 「さぁ、じゃあどういうシチュエーションにしましょうか?」
亜美: 「そうね。まず巨大セーラーマーキュリーが盗殺団の黒幕、深夜の紳士をお仕置きしちゃうところかしら!」

亜美は手のひらに Jukes とシャワールームを乗せたまま、
深夜の紳士が宿泊しているホテルに向かっていった…。

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如何だったでしょうか?
プールにもシャワーがあるので、ついカッとなって兄という設定にしちゃいました。
弟が Jukes より後輩という設定のようなので、兄は Jukes と同世代にしました。
むりやり世代感を出した箇所があるのはご勘弁ください。(笑

深夜の紳士さん、どうも黒幕にしちゃって申し訳ありません。
でも言い出したのは紳士さんですからね!
あと、リクエストより亜美ちゃん少し小さめでした。
まぁこれから紳士さんのところに亜美ちゃんが行きますので、
好きなだけ巨大な亜美ちゃんにお仕置きされてください。(笑


…では、ボツになった BAD END も出しておくか。

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- BAD END -

巨大なセーラーマーキュリーに迫られ、Jukes とシャワーは言葉が出て来なかった。
ただ、手のひらの上で、がくがくと震えながら、後ずさりをするばかり。

亜美: 「ふん。どうしようもない人たちね。いや、もう人とは言えないわ。 情けない…。」
亜美: 「さよなら…。もう見たくもない。」

左手を傾ける。
Jukes はセーラーマーキュリーの巨大な指にしがみつこうとするが、
一瞬間に合わず、手のひらを滑り落ち、叫び声を上げながら地上に落下する。
シャワーは手のひらから思わず身を乗り出し、下を見る。
動かない Jukes に追い打ちをかけるように、マーキュリーは巨大なブーツを持ち上げ、
Jukes を踏みつぶし、さらにグリグリと踏みにじる。

思わず目をそむけるシャワー。
その瞬間、右の手も傾けられ、シャワーも落下していく。

……どさっ。…ぐはっ。

ゴオォッ…。ずしぃぃん…。

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