サキュバスマリア: 街 Succubus Maria: City

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2009-03-01
★★★ 股間スキーさんにリクエストを頂きました ★★★
前作よりもエロボディがさらに爆乳進化した悪魔娘さんです。

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「約束の時間だけど…。本当に来るのかな…?」

男は辺りを見回した。
午前2時。都心から1時間の、とあるベッドタウンの駅前。

こんな場所では終電車が出てしまうと、実にひっそりとしてしまうものだ。
今日は、自分以外には人影ひとつすら見あたらない。

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2009-03-01
「うーん。やはりガセだよな。そんな話があるわけない。」

ネットで見つけた画像。
そこには、美女が巨大化して街を破壊する光景が撮影されていた。
もともとサイズフェチと呼ばれる性癖があった彼は大興奮して、すっかり「彼女」の虜に…。

そして、色々な経緯があって、彼は画像の本人だという「マリア」と逢う約束にこぎつけたのだった。
一種のオフ会のつもりだった。

しかし、待ち合わせの場所には誰もいない。

「ふ…深夜に待ち合わせだなんて…気づくべきだったな。釣られたオレがバカだった。…ハハハ。」

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2009-03-01
「あらあら、楽しそうね。」
「!」

突然、大きな声が響き渡る。
振り返ると、突然、男の視界に巨大な女性の足のようなものが飛び込んできた!

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2009-03-01
「ま、まさか!」

恐る恐る見上げていくと、そこには、ビルに腰掛けた巨大な女性が!
それも、ネットで見たのと同じ…、いやそれ以上の、あまりにもエロ過ぎる格好で!

「うふふ。こんばんは〜☆ あなたが、今夜のこびとさん?」
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2009-03-01
画像と実物ではあまりに違いすぎる迫力。
いつでも自分を踏み潰せそうな巨大女性を目の当たりにして、
彼は呆然としながらも、ジリジリと後ずさりする。

「あら? せっかくお会いできたのに、もう帰っちゃうの?」
「…もしかして、怖じ気づいちゃったのかなぁ?」
「うんうん。私、こぉーんなにおっきいもんね。」

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2009-03-01
「うふ、逃げてもいいのよ?」
「…でも、逃げられないって、…分かってるんでしょ?」

彼女は脚をぶらぶらさせている。
そのたびに、ぶぅぅぅん…ぶぅぅぅん…と風を切る低い音が聞こえてくる。

そして、彼女はまっすぐ男を見下ろし、少し語気を厳しくして言い放つ。

「さ、おとなしく、こっちへいらっしゃい!」

ほんの僅かな口調の違いでも、数十倍の「巨人」がやれば、それは十分過ぎる威嚇になる。
男は逃げ出したい気持ちを抑えながら、そろそろと近づいていった。

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2009-03-01
「ふふふ。いいコね。」

足元まで男が近寄ってきたのを見ると、彼女は満足そうに微笑んだ。
そして、脚をぐっと引き寄せると、勢いを付けて腰掛けていたビルから飛び降りた!

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2009-03-01
ゴオオオッ! ドズゥゥゥゥン!

巨体が一瞬だけ宙を舞い、直後に重低音の大音響と立っていられないほどの激震が彼を襲った!
どこかのビルのガラスが割れる音がした。
へたり込んだ彼が我に返ると、頭上には両手を腰に当て、仁王立ちした「マリア」がそびえ立っていた。

衣服と呼べるものは一切身にまとっていない。
僅かに乳首と股間をバンソウコウのようなもので隠しているだけ。
それと、膝までの網タイツと、巨大なヒールサンダル。

ネットで見ていた時はコスプレだと思っていたのだが…、
今見ると、悪魔のツノや翼やしっぽは、カラダから直接生えているように見える。

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2009-03-01
「私の名前は知ってるわね。マリアよ。」

悪魔の姿で聖母「マリア」と同じ名前とは悪い冗談だよな、と思う。

「この格好で名前が『マリア』なんて悪い冗談と思うでしょうね。」

思っていることを見事に言い当てられ、ギクリとする。
ぐ、偶然だよな…。きっと。

照れ隠しのような笑みを浮かべながら見上げる。
しかし、マリアは全てを見通しているかのように、巨大な乳房の彼方から冷たい視線で彼を見下ろしていた。

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2009-03-01
男の目の前に圧倒的な迫力で鎮座している巨大なヒールサンダル。
それはミシミシと音を立てて軋みながら、マリアの巨重を支えていた。

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2009-03-01
のし掛かってくるような重量感のある恐怖に苛まれながらも、
目の前の巨大な裸身、それも「生身の人間ではありえない」ダイナマイトボディが放つ、
濃厚な淫香の魅力には抗い難いものがある。

彼はもう一度、恐る恐る、伏し目がちにマリアを見上げていった。

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2009-02-28
目を合わせないつもりだったのに、
マリアはぐおぉっと風を切りながら巨大な頭を下に向け、こちらをまっすぐに見下ろしてきた。
そして言い放つ。

「じゃ、大きなお姉さんと遊びましょうか? ふふ、なにする?」
「え…!?」
「うーん。小さ過ぎて聞こえないわね。」
「あの…」
「じゃあ、私が決めるわね。鬼ごっこにしましょう。」

マリアは最初からこっちの返答なんか求めてはいないのだ。

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2009-03-01
「うわああああ!」

お、鬼ごっこだって!
男はその「あそび」の意味を知っていた。
男がネットで見た画像でもマリアは「鬼ごっこ」をしていたのだ。

ルールは簡単。
鬼はマリア。
逃げるこびとは死んだら負け。 …以上。

前に見た「鬼ごっこ」の画像では、マリアは圧倒的な巨体で街を踏み壊しながらこびとを追い詰めていた。
もちろん、最初の一歩でこびとを踏み潰してしまうこともできる。
でも、そんなことはしない。
マリアはこんなに楽しい「あそび」を簡単に終わらせてはくれない。

死刑宣告を受け、恐怖の虜となり、必死で逃げ惑うこびとを、なぶり尽くし、いたぶり尽くす。
そして、こびとが疲れ果てて動けなくなるか、街を破壊し尽くして壊すものがなくなった所で…グシャリ!

しかし、今は自分自身がその巨大な鬼の標的、いや、巨大な悪魔のおもちゃになってしまった!
希望が無いことが分かっていても、命惜しさに男は必死で走って逃げ始める。

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2009-03-01
「あらあら、せっかちね。ルールを聞かなくていいの?」

斜め後方頭上からマリアの声が降り注ぐ。
男はその声に押しつぶされそうになりながら逃げていく。

「…うふ。もう知ってるのね。じゃあ、いいわ。」
「あらあら、結構すばしっこいのね。逃げられちゃいそうだわ!」

しかし、言葉とは裏腹にマリアは追いかけない。
足の遅い小動物が足元をチョロチョロ動いている様子を、遙かな高みから目だけで追跡しているのだ。

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2009-03-01
ようやく、マリアから 200m ぐらい離れることができた。
しかし、それでも彼女にとっては 2,3 歩の距離でしかない。

「じゃあ、そろそろ追いかけるわね。行くわよ!」
「がおー。巨大悪魔だぞー。こびとなんか踏み潰しちゃうぞー。」

ドズゥゥゥゥン!!!
うわぁぁ!

マリアの一歩。
たったの一歩。
でも、圧倒的な一歩。

耳をつんざく轟音と震動。
破壊音。
鉄骨のひしゃげる音。
コンクリートが割れて砕かれる音。

全ての衝撃が背中にのし掛かってくるように押し寄せてくる!
そして、クスクスというマリアの笑い声も上空から襲いかかってくる!

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2009-02-28
男がビルとビルの間の狭い道路に逃げ込んだ。
とっさの判断で、ここならマリアには入ってこられないはずだ、と思ったらしい。
しかし、男は焦るあまり、マリアがビルを破壊できるパワーを持っているということすら忘れてしまっていた。

「あらあら、こんなに狭い所に逃げ込むなんて…いけないコね。」

マリアは彼女のカラダの幅より狭い道路に強引に割り込んでくる。
横向きになって入ろうとする彼女の豊満過ぎるボディが、おしりとおっぱいが両側のビルを削り取っていく!

ガリ! ガギギギギギィィィ! ボリボリボリ…ガラガラガラ…ドドオォーン!!

コンクリート塊が崩れ落ち、ビルがどんどん押し崩されていく。
男がちらりと振り返ると、両側のビルが崩され、瓦礫で道路が埋まってしまっていた!

このままでは生き埋めにされてしまう!
やっぱり広い場所に行かないと!
男は慌て、次の角を曲がってまた広場へと舞い戻った。

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2009-03-01
ゴオオオォォォ!!

開けた所に出たと思った瞬間、
マリアの巨大な脚が突風を巻き起こしながら頭上を横切った!

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2009-02-28
「ふんっ!」

ズドォォォォン!!

巨大な足がすぐ目の前に踏み降ろされた。
マリアから見れば、ゆっくりとした男の動きなど手に取るように分かる。
男はどっちへ逃げようとも、どんな策を考えようとも、殆ど無意味なのだ。

そして、マリアはわざと狙いを外し、でも男に最大の恐怖を与えるように、男のすぐ隣を踏み潰したのだった。

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2009-03-01
ズドォォォォン!!
ズドォォォォン!!

巨大な足が踏み込まれるたびに浮き上がってしまいそうな激震が襲いかかり、
思わず縮み上がってしまう。

ガラガラガラ…
メリメリメリ…

それに比べれば、ビルが倒壊する音の方が小さいぐらいだ。
あの足音さえ聞こえなければ少し安心できる…と思った瞬間、

ズッドォォォォォォォン!!

一際大きな足音。破壊音。
ひぃぃ!

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2009-03-01
恐怖の「巨大鬼ごっこ」は、まだ続行されている。
目の前で留置中のバスが踏み潰され、ビルが無造作に押し崩される。
マリアの足跡は陥没し、そこからアスファルトがめくれ上がり、駅前広場はデコボコになっている。

「アハハハ! ほら、何をモタモタしてるの?」
「もっと一生懸命逃げないと、踏み潰しちゃうぞぉ☆」

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2009-03-01
男は、知力と体力の限りを尽くして、なおも逃げ回る。
今度は敢えてマリアの足元をくぐり抜け、一瞬の隙に彼女が自分を見失ってくれることに期待したのだが…、

「ふん…今度はそっちね! ちょこまかと小賢しい!」

マリアは悠然と振り返り、足元のこびとを弄ぶように追い詰めていく。
必死の策は全く効かず空振りになってしまった。

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2009-03-01
「あっ…♥、うはぁ…ん♥」

突然、マリアが嬌声を上げた。

「こびとさん、こんなに一生懸命逃げてるのにね…。」
「ごめんね。私、どうしても一歩で追いついちゃうの…。」

く、くそう…!

「こんなにもちっぽけなアナタと…、こんなにも巨大な私…」
「それを思うと…はぁんっ♥」

俺をなぶりながら、感じているのか!

いや、マリアはいつもこうしていた。
圧倒的な優越感をサディスティックな性的興奮に変えながら、街を蹂躙していたのだ。
そんな彼女を見て興奮していたのもオレだ。

でも、でも、こうしてオレがターゲットになってしまうなんて…!
くそう! 明日になったら、この光景を収めた画像で、また別のオトコが興奮するんだろうな。
男の脳裏にそんな思いがよぎった。

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2009-03-01
どこまで逃げても、どっちへ逃げても、マリアはオレの頭上に、オレはマリアの足元に位置し続けている。
やはり何をやっても無駄なのか…。

オレは逃げるのをやめ、呆然と立ちつくした。

「あらぁ〜、もうギブアップ?」

空を覆い尽くす巨大なマリアが蔑むような一言を浴びせてくる。

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2009-03-01
「うふ、じゃあいいわ。アナタはここで私に押しつぶされなさい!」

マリアはうっとりと目を閉じ、ゆっくりと腰を下ろし始めた。
空が落ちてくるようなその光景に弾かれるように、オレはまた本能的に逃げ始めた。

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2009-03-01
「そうそう。まだ動けるわよね。頑張って私を愉しませるのよ!」

しかし、もう本当に、そんなに長く走れない。
とにかく上空から見下ろされ続けている圧迫感がたまらない。
どこか、どこか、屋根のある場所…!

オレは駅の対面にあるアーケード街に駆け込むと、そこにへたり込んでしまった。
マリアは、ゆっくりと地響きを立てながら、しかし凄まじい歩幅でこっちに近づいてくる。

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2009-03-01
「そこね。」

…ドズゥゥゥン!!
…ドズゥゥゥン!!
…ドズゥゥゥン!!

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2009-03-01
たったの3歩でマリアの脚が止まった。

…とうとう終わりだ。
マリアのあの巨体で、オレはこのアーケードごと押しつぶされ、瓦礫の下敷きになって死ぬんだ。
男は観念して、その場でぎゅっと目をつぶった。

…。
……。
………あれ?

おかしいな? 何故押しつぶさないんだ?

ドォ…ン。

ようやく、足音よりもいくぶん小さな音がした。
男は恐る恐る目を開ける。
すると、アーケードの入り口で膝立ちになったマリアの体が見えた…。

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2009-03-01
「あーあ。こんなところに逃げ込んじゃって…おバカさんねぇ…。」

マリアがグワァッと覗き込んでくる。
さっき自動車を押しつぶしていた巨大なおっぱいが、まるでやわらかいモノのようにゆさゆさと揺れる。

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2009-03-01
たっぷぅぅん…

重々しい音を立ててまた乳房が路面に触れた。
今回は幸運にも直撃を受けて押しつぶされたものはなかったが、
マリアの上半身の巨重を受けたそれはムニュムニュと形を変えながら占領範囲を広げていく。

数台の放置自転車が一瞬にして押し倒され、ひしゃげながらその下に呑み込まれていった。

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2009-03-01
「あら?」

違和感を覚えたのか、マリアは少しだけ胸を持ち上げ、
ぺちゃんこになって乳房に貼りついている自転車の成れの果てを指でピンッ☆と弾き飛ばした。
そして、最後に残った1台を指先で慎重につまみ取ると、
わざわざ男に見せつけるようにして、指の間で揉みつぶしてしまった!

自転車のフレームがプレス機にかけられたように伸ばされ、ついには引きちぎられ、
さらに構わず2本の指の間で捻っていく。
断末魔の叫びのような、ギィギィという音。

ついに、何だかよく分からない捻れた鉄棒のようになったそれを、ポトンと指から落とす。

ガラァン…

アーケードに響く、自転車だった鉄棒の、音。

「あなたも、こう、なってみようか?」

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2009-03-01
バスや車が踏み潰され、ビルが押し崩されるのよりも、
身近な存在の自転車がたった2本の指の間でつぶされたのを見ること。
この衝撃は大きいものがあった。

男は腰が抜けてその場に座り込み、思うように動かない脚をバタつかせる。

「いやなの? こんなふうに、なりたくないの?」

こくんこくんと壊れた人形のように頷く。

「うん、じゃあこっちへ出ていらっしゃい。」

男は何を言われているのか分からないという表情。
恐怖の表情でマリアを見上げ、呆然としたように動かない。
ただ、歯だけがガチガチとなって、震えが止まらない。

マリアは、もう一言だけ、言い放つ。

「…死にたきゃ、そこにいるのね!」

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2009-03-01
男はびくんっと震えるが、相変わらず、座り込んだままジリジリと這うように動くだけだった。
その動きは何とも遅く、マリアは少々イライラしてきた。

「んもう! 早くなさい! 全部押しつぶすわよ!」

男の脳裏に、このアーケードにのし掛かかろうとする巨大なマリアの姿が浮かんだ。
慌てて転げるようにアーケードから躍り出た!

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2009-03-01
マリアは駅前広場を敷きつぶして長々と横たわりながら、転がり出てきたこびと男を見下ろしていた。

「うふ、おっかしーぃ! ちょっと脅しただけでこんなに慌てて。」

こちらを嘲笑するマリア。
しかし、もう怒る気力も反論する気力も残っていなかった。

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2009-03-04
「もうこの街は破壊してしまうことにしたわ…完全にね。」

ギクリとする。
しかし、マリアは思いがけない言葉を継いだ。

「どう? 安全なところから街が破壊されていくの、見たくない?」

マリアは巨大な指をこちらに向け、いたずらっぽく微笑む。
魅力的な提案に聞こえるが…安全なところっ…一体どこなんだ…?

それに、これは罠かも知れない…。
しかし、拒否すればどうなるかは分かりきっていた。
マリアは宣言通り、その肉体で本格的にビルを押しつぶし、踏みつぶすだろう。
自分は瓦礫の下敷きか、良くてマリアのカラダに直接つぶされるか…。

男は、戸惑いながらもマリアに従わざるを得なかった。
そもそも、数十倍の身長差があるこの状況で、こびとにはまともな選択肢など無いのである。

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2009-03-04
「そこでおとなしくしてなさい。動くと…潰してしまいそうだから。」

マリアの巨大な指がこちらに迫る。
その迫力だけで直視することができず、思わず目を伏せ、顔を背けてしまう。

次の瞬間、大蛇のようなマリアの指が男をつまみあげ、凄まじい加速度で上空に持ち上げていった。
頭から血の気が引いて、気が遠くなる…。

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2009-03-04
「ふふ、ここがあなたの『安全な場所』よ!」

マリアの声でハッと目が覚めた男の前には、凄まじい光景が広がっていた。

そこがマリアの股間部であることは一瞬で分かった。
マリアは男を指に乗せたまま、他の指で器用にあの「絆創膏」を剥がしていった。
固唾を呑んで食い入るように見つめる男の前で、ベリベリと音を立てながら、
1メートル、また1メートルと、ゆっくりと露わになっていくマリアの「入り口」。

そこは、成熟しきったマリアの体とは裏腹に、少女のような可憐さであった。
一本の剛毛も見当たらない、周囲と同じ肌色の女性の膨らみ。
そして、固く閉じられた中枢部への「入り口」。

しかし、それらは内部にたぎるような熱さを秘めて、かすかに蠢きながら小さな来客を迎えようとしていた。

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2009-03-04
「さあ、私の指の上でうつぶせになりなさい。」

眼前の圧倒的な光景が眼を奪われ、もっと見ていたかったが、
言われるままにうつぶせになった。
ちょうど、マリアの指先にへばりついて、それを抱えるような姿勢だ。
端から見れば随分情けない格好だが、仕方ない。

忘れていたが、抱えきれないほど巨大なマリアの指先とはいえ、ここは地上数十メートル。
何かの拍子に下が見えてしまうと、足がすくみ、緊張で全身がこわばってしまう。

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2009-03-04
男が指先にしがみついたのを見ると、マリアはゆっくりと指を進め、
巨大な女性の丘の中央部に男を貼り付けた。

男は背中一面にべちょりと何かが貼りつくような感触を受けた。
しかし、まだマリアの指は止まらず、さらに男をめり込ませていく。
男は焦って四つんばいの姿勢で押しつぶされまいと手足に力を込めてマリアの指先に抵抗するが、
当然、そんなあるかなき抵抗などはものともせず、マリアは男を平たくのばしてしまい、
股間部に磔の姿勢にした。

マリアの粘液に絡め取られ、思うように動けない男。
もぞもぞと動くのが精一杯の所で、今度は再びあの絆創膏が視界を覆い尽くした。

ふたたび元のように絆創膏を貼り直したマリア。
男はマリアと絆創膏の間に挟まれてしまったのだ。
動くことはできないが、薄黄色のベールの向こうは割とはっきりと見ることができた。

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2009-03-04
「さあ、準備オーケイね! うふ、思いっきり暴れてやるわ!」

立ち上がったマリアは、足を高々と上げて一気に振り下ろし、
7階建てのビルを一気に上から下までぶち抜いて踏み潰してしまった!

一瞬で崩壊するビル!
マリアはくすくすと微笑み、続いて声を上げて笑い出した。

「うっふっふ。もろい…もろすぎるわ!」

マリアが歩くたびに、男の視界の遙か下方にマリアの巨大な太ももが左右交互に現れ、
それは次々にビルに狙いを定めて、一足で踏み潰し押し倒していく。
ビルが踏み壊されるたびに、ドズン…ドズンという衝撃と、
コンクリート塊が粉砕されて撒き散らされ、鉄筋がひしゃげる派手な音が伝わってくる。

しかし、マリアの重厚な巨体は揺らぎもしない。

その圧倒的なパワーを全身で感じながら、大破壊を特等席で見られるなんて…。
ネットとは別次元の「体感」に男は興奮していった。

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2009-03-04
宣言通り、マリアは爽快なほどに「大暴れ」していた。
車を一台ずつゆっくり踏み潰したり、ビルを少しずつメキメキと壊したりする「手加減」は完全に無くなっていた。
車はまとめて蹴り飛ばし、ビルは脚でも手でも一撃で破壊されていった。

ビルを一足で踏み潰す。
次のビルは角を手で掴み (その瞬間、掴んだところがボロリと欠け落ちた)、膝蹴りを喰らわせる。
その次は巨大な拳でパンチを撃ち込み、これも一撃で粉砕してしまった。
ペンシルビルなどは手の中で丸ごと握りつぶされてしまった。

マリアは多彩な方法で、次々にビルを破壊していった。

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2009-06-21
「ふふ、このビル、ちょっと踏み潰すには大きいわね…。

この駅前では一番高い 12 階建てのビルは、マリアの膝よりも高かった。

「生意気ね…ふふ、こうしてやるわ!」

どうするのかと男が思ったところ、マリアは狙いを付けてビルにヒップアタックを喰らわせた!
身長 90 メートルの巨大美女が座ることなど想定していなかったビルは、
その巨重を刹那も支えることができず、ガラガラと崩壊した。

勢い余ったマリアのお尻はビルの崩壊よりも早く、フロアを砕きながらしりもちをついてしまった!

崩壊したビルの瓦礫の中、股間に閉じこめられた男は生きた心地もしなかったが、
絆創膏とマリアの肉体は完全なプロテクターとして作用し、
ビルを押し砕いても男には怪我一つなかった。

「こんな脆いのに…無駄な勢いを付けちゃったわ…。」

マリアは腹いせに両隣のビルに肘撃ちを喰らわせて破壊すると、
瓦礫をバラバラと振り落としながら立ち上がった。

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2009-06-21
「悦んでくれてるのね…。」

男は絆創膏の中の牢獄…いや、「特等席」で興奮しまくっていた。

「うふ、なら嬉しいわ。あのね、いいことを教えてあげる…。
アナタが興奮すると、そのエネルギーを触媒にして…、
私はもっと巨大化できるのよ。」


な、なんだって!
もっと巨大化、という言葉が男の脳内を駆けめぐり、興奮度が更に上昇した。

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2009-06-21
「やってみるわね。」

バァン! という爆発のような音を立てて、マリアの体が急激に膨張した。
マリアの巨大化のあまりの勢いに、男は背中から吹っ飛ばされるような感じがした。

数秒で約3倍に巨大化したマリアから見ると、街のビルはどれもくるぶし程度の高さしかなかった。
目のくらむような高さになった絆創膏の中で男は驚喜していたが、マリアはまだ不満のようだった。

「あら、少し小さいわね。もっと頑張れるでしょ?」

巨大な指で股間の絆創膏をつーっと撫でるマリア。
男からすれば、巨木のような柱が自分を背中の壁にめり込ませるような感じだ。

男は慌てて念を高め、マリアはそのエネルギーを使ってさらに巨大化していった。

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2009-06-21
「うふふ、よく頑張ったわね。
じゃあ、破壊してあげるからゆっくり見てなさい。」


身長 500m に達したマリアは、巨大な地響きを立てながら街へ踏み込み、ビルをまとめて踏み潰し始めた。
いよいよ最終段階が近づいているのだ!

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2009-06-21
マリアがしゃがみ込む。
そのお尻の高さにすら届くビルはない。
マリアは上空から悠然と半壊した街を眺めた。

まだ沢山のビルが残っているが、あっちに二つ、こっちに三つと破壊されたものが混じっている。
さっきまでの、身長 100m にも満たない小さな自分が破壊したものだ。

それらを繋ぐように、今のマリアから見ればかわいいサイズの、
しかし、こびとから見ればさぞ巨大なんだろうな、と想像できる足跡で、広場は凸凹になっていた。
所々、足跡の中に見逃してしまいそうな小さい自動車がゴミのように潰れている。

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2009-06-21
マリアはこの街に一気にのし掛かって潰してしまうことにした。
よつんばいになり、狙いを定める。

股間の男は、ちょうど真上から街を眺めるような格好になった。

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2009-06-21
マリアは少しカラダを引いて十分過ぎるほどの勢いを付けると…

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2009-06-21
「えい、みーんな潰れなさい!」

ドゴゴゴゴコゴゴゴゴゴゴォォン!
ビルを次々に薙ぎ倒しながらマリアのカラダが街を押し潰し、挽き潰した。

マリアの目の前に、一つだけ潰されないでビルが残っていた。
マリアは「うふ」と微笑みながら上半身を少しだけ持ち上げ、巨乳でそれも押しつぶしてしまった。
余韻を楽しむかのように胸をゆっくりと揺らし、最後のビルの瓦礫をすり潰していく。

街は完全になくなってしまった!
男もマリアの股間で気絶してしまっていた!

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2009-04-05
- Epilogue -

平和な街に、突如、巨大な悪魔が現れた…。

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2009-04-05
人々は最初は唖然としているが、
地響きを立て、住宅街を踏み潰しながら突き進んでくるのを見ると、
たちまち阿鼻叫喚となって右へ左へと逃げ惑う。

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2009-04-05
その股間の絆創膏の中から興奮した声がする。

「マリアさん、マリアさん! こびとがあっちへ逃げてますよ! 踏み潰してやってください!」

マリアはニヤリとして高々と脚を上げ、巨大なサンダルで家々もろともこびとを踏み潰した。
男の興奮がマリアに作用して、マリアが一回り巨大化する。

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2009-04-05
「あ、足元に学校がありますよ。うーん、見たところ男子校みたいですね!
ちょうどいいや、次はアレを踏み潰してください! お願いします!」

「うふふ、しょうがないコねぇ。」

マリアは校舎の前にそびえ立ち、逃げ惑う生徒を一瞥した。
生徒たちは押し合いへし合い、マリアの巨大なサンダルの脇をすり抜けて逃げていく。

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2009-04-05
マリアは校舎を跨ぐと、ポロポロと生徒が逃げ出してくる出口に巨大な爪先を突っ込んで破壊した。
こうして、まず逃げ道を塞いで、できるだけ多くのこびとたちを取り残すのだ。

そして、わざとゆっくりと脚を上げ、上空で静止させてから一気に校舎を踏み潰した。
校舎はひとたまりもなく破壊され、瓦礫の山となった。

…。
……。

数分後、住宅街はあちこちから煙が立ち上る、瓦礫の平野になっていた。

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2009-03-02
巨大な悪魔、破壊の女神となったマリアは、今日もどこかの街を破壊しているという。
しかし、それがニュースになることはない。
その画像を見た人は、精巧なミニチュアだとか、良くできた CG だとか、様々にその不思議なリアリティを語る。
オカルト趣味やファンタジー趣味の人は、これはどこか別の世界の出来事だとまで言うようだ。

彼女の Web サイトでは、ときどき、限定1名のオフ会のお誘いがある。
運が良ければ、あなたが次の参加者になって、絆創膏の中に入れる…るかも知れません。

まだ、出てきたという人の話は聞きませんが。

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