FUJISAWA さん: 親友のために! ジュピター大奮闘!!

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【作者前記】
JuneJukes様 いつもお世話になっております。
改めまして、50万アクセスおめでとうございます。わずか1年余りの間に、海外からの人気を博すまでになったことには、称賛せずにはいられません。
お付き合いさせて頂いてから1年余り、同じ趣味を持つ者同士がお互いに楽しめ合えることの素晴らしさを教えてもらったような気がします。
そんなJuneJukes様に敬意を表して、今回は貴殿の作品の中から小生が選定した、『8/18日作、巨大セーラージュピター様』のSSという形であなたの優れた仕事に捧げたいと思います。

2009年10月28日 FUJISAWA



オッス! みんな、元気かい?
あたしがセーラージュピターに変身する、木野まことさ。
愛する人、そしてこの地球の平和を守るために戦っているんだ・・・。
最近じゃウルトラマンみたいに巨大化して戦うことも多くなったけど、どんな敵が来ても負けないよ!
みんなの平和は、このあたしにドーンとまかせな!

って、みんな巨大化したあたしの姿に惚れちゃったのかい?
みんな正直だなぁ。おーし、じゃあ今回は特別にあたしが巨大化して戦った中で、忘れられないエピソードを紹介してあげるよ!

親友のために! ジュピター大奮闘!!
 
ある日の出来事だった。とある町に突如現れた巨大なカーディアン。
人間のエナジーを求めて、道をゆく路線バスに襲いかかる。
その巨体の前に、路線バスはいとも簡単に捕えられてしまう。
獲物を捕らえた巨大なライオン型のカーディアンは、その鋭い爪でバスの屋根を引き裂き、
中の人々のエナジーを奪った上 一人残らず食べてしまった。
実はその襲われた人々の中には、まことの幼馴染である篠原くんの父親が含まれていた。

翌日、学校の部活から帰ってきた篠原くんは、母親から昨晩父親が怪獣に襲われ、殺されたと聞かされる。
突然の出来事に、彼は深い悲しみとショックに耐え切れず、家を飛び出してしまう。
この日、久しぶりに幼馴染み会いに来たまこと。篠原くんとすれ違った彼女は彼に声をかける。

まこと「あっ、篠原くん!」

すれ違ったまことに気付かず、そのまま埠頭の方へと走っていく篠原くん。
その様子に異変を感じたまことは、彼の家に行き事情を尋ね、後を追いかけていく。

埠頭の波止場で呆然自失になる篠原くん。

篠原「なんで、親父が怪獣なんかにやられるんだよぉ・・・」

その様子を遠くで見ていたまこと。

まこと「クッ! カーディアンめ!!」

親友の親を殺した敵に対し、彼女は怒りの気持ちを露にする。

その刹那、篠原くんの前に再びカーディアンが現れた。

篠原「親父を殺したのはこいつか!!」

父親の敵に、憎悪の目を向ける篠原くん。

まこと「逃げろー! 逃げるんだーー!!」

逃げるよう必死で叫ぶまこと。だが今の彼には届かない。

篠原「親父を返せ!怪獣め!!」

彼は周りにある石を力いっぱい、カーディアンに投げつける。
そのうちの一つがカーディアンの顔に命中した。
石をぶつけられたカーディアンは怒り、彼に衝撃波を浴びせる!

篠原「うわあ。身体じゅうが痛いよ、ちくしょう・・・。」

幼馴染が目の前で襲われるのを目の当たりにし、あたしは叫ぶ。
「ジュピター・スーパースターパワー!メイクアップ!」
輝く光に包まれ、私はセーラー戦士へと変身する。

茶色のポニーテール髪がゆれる、モデル顔負けのすらりと長い足と、抜群のプロポーション。
戦士のコスチューム、変身したあたしは自他共に認めるほど美しい。
ウルトラマン並みの身長に巨大化することの快感。そのパワーに、自分でも惚れ惚れする。

ジュピター「よくも篠原くんを!」
大切な幼馴染を傷つけたカーディアンに、怒りをぶつけるジュピター!
     
カーディアン「ウオオォォン!」

巨大な獣の雄叫びをあげながらジュピターを睨みつけるカーディアン!
怒りに任せ、逃げ惑う人々などお構いなしに、周りにある海上コンテナや、
それを荷役するための大型フォークリフトなどを次々と彼女に投げつけていく!
しかし、セーラー戦士最強のオッパイと、頑丈なボディを誇るジュピター!
今の彼女にとって、身体に当たるコンテナやフォークリフトなど、ボールが当たるほどの痛みすらなかった。
    
全然ビクともしないジュピターを前に、あせるカーディアン。
その目は先に止まっている大型タンクローリーを捉える。
このタンクローリーをジュピターに投げつけ、大火傷を負わせようとしていたのだ。
    
ジュピター「しまった!」

スキを突いたカーディアンは、タンクローリーを掴みあげる。
ドライバーを乗せたまま、石油が満載されているのだ。
もしこれを投げつけられたら周囲は大火災になる!
 
カーディアン「グルルルル」

タンクローリーを掴みあげたまま、
「こいつがどうなってもいいのか?」と言わんばかりにジュピターを睨みつけるカーディアン!

ドライバー「た、助けてくれぇ〜」

ジュピター「くっ! 卑怯な真似を!!」

ついにタンクローリーをジュピターに投げつけるカーディアン!

ジュピター「よっと!」

ジュピターは自慢の反射神経と身体能力を活かし、タンクローリーをお胸で受け止め、そっと地上へ降ろした。

ジュピター「大丈夫かい?  危ないから早く逃げな。」

ドライバー「あ、ありがとよ。巨大なお嬢ちゃん♪」

“巨大なお嬢ちゃん”と呼ばれて、赤面するジュピター。
それもつかの間、彼女は再び敵に立ち向かっていく!

ジュピター「でええええいっ!!」

巨大なカーディアンの両脚を掴み上げるジュピター。
   
ジュピター「この世から消えなあっ!!」

ジュピターの十八番、ジャイアントスイングが炸裂!!
カーディアンは数十メートル先に停泊している中型の貨物船に激突し、
真っ二つに折れた貨物船もろとも海に沈んでいった。
カーディアンは海に沈んだと見せかけて、一旦撤退したのだった。 

ジュピター「くそっ!逃げやがって!!」

怒りをこらえつつ、篠原くんの元へ駆け寄る彼女。そこにはすでにマーキュリーが駆けつけ、
膝枕…もとい!膝ベッド(!?)で彼を介抱しながら、
自慢のスーパーコンピューターで彼の症状を診断していた。

ジュピター「篠原くん。大丈夫かい?」
マーキュリー「彼は、ムーンキャッスルのパワーを与えれば治るかもしれないわ。」
ジュピター「よし!さっそく連れて行こう!!」

ジュピターは彼をそっと拾い上げ、その巨大なお胸の中に入れる。
  
ジュピター「彼をこんなにしたのはあたしの責任だ。どんなことをしてもあたしが治すよ!」
マーキュリー「行きましょう!」

傷ついた篠原くんを助けるため、ムーンキャッスルに向かうジュピターたち。
彼女らは、彼を助け、敵討ちをすることができるのだろうか?


   後編へ続く
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